
「断熱リノベ」で快適&省エネな住まいに!
日本の四季は、夏の猛暑も冬の厳寒も厳しいのが特徴です。室内の温度差が大きくなると、光熱費の負担や健康リスクが増大します。
既存の住まいを活かして壁や屋根、窓まわりを断熱強化する「断熱リノベーション」なら、快適性と省エネ性能を同時にアップできます。新築を建て直すよりも低コストで、思い出の住まいの雰囲気を残しつつ機能性を向上できるのも大きな魅力です。
ここでは、断熱リノベの特徴・メリットから、タイプ別の工法、注意点までをわかりやすく解説します。
目的
断熱リノベのメリット

断熱リノベーションは、これまでの住まいを活かしつつ、快適性と省エネ性能を同時に高める有効な手段です。家全体の熱の出入りを抑えることで、光熱費の削減から健康面の安心まで、多くのメリットが得られます。
ここでは、断熱リノベならではの特徴と具体的な効果を詳しくご紹介します。
室内温度ムラ・結露の解消
断熱性能が低いと、室内でも部屋ごとに温度差が大きくなり、窓際や床近くに“ヒンヤリゾーン”が発生してしまいます。
リノベーションで高性能断熱材や内窓(二重サッシ)を導入すれば、壁面や窓ガラスの表面温度が外気に近づきにくく、温度ムラを解消できます。さらに、結露の発生が抑えられることでカビやダニの繁殖リスクも低減し、住まいの寿命と衛生環境を同時に守れます。
光熱費の削減
断熱リノベでは、外気の影響を受けやすい外壁や天井、床下に高性能な断熱材を入れ替えることで、冷暖房の熱が逃げにくい住まいをつくります。
たとえば、断熱対策をしていない一般的な住宅に対して、断熱リノベを実施した省エネ住宅では年間の冷暖房費が約15〜20%程度削減できるケースもあります。空調効率が上がることで、小さな負荷で室温を保てるため、機器のランニングコストも抑えられるでしょう。
ヒートショック対策
近年注目されている「ヒートショック」とは、浴室や廊下などの温度差による急激な血圧変動のことで、高齢者を中心に重大な健康リスクをもたらすとされています。
浴室の外壁や脱衣室の天井・壁を断熱強化し、熱交換換気扇を併用すると、室温差が抑えられ、ヒートショックのリスクを軽減できます。
冬場の入浴時や起床後の廊下移動時の事故リスクを大幅に下げることは、家族の健康維持と暮らしの安全につながるでしょう。
既存の住まいを活かしながら機能性を向上
リノベーションならではの魅力は、“新しさ”と“味わい”を両立できること。
古い柱や梁、漆喰壁といった味わい深い素材をあえて残しながら、裏側から断熱材を追加したり、見せ梁の間に断熱パネルを施工したりすることで、住まいの雰囲気を損なわずに機能性を向上できます。
思い出のあるインテリアや意匠を活かしつつ、安全で省エネな住環境にアップデートするのが、断熱リノベの大きな魅力です。
タイプ別にみる断熱リノベ

断熱リノベーションは、施工箇所によってメリットや工法が異なります。ここでは、住まいを4つのゾーンに分けた代表的な断熱強化法をご紹介します。
屋根・天井断熱リノベ
屋根裏からの熱の出入りを抑えることで、夏は涼しく、冬は暖かい室内をつくります。既存の小屋裏に断熱材を吹き込み、換気ルートを確保することがポイントです。
遠鉄リノベのご提案
・小屋裏換気口の設置・整理
・吹付け断熱材またはマット断熱材の追加 など
外壁・外断熱リノベ
外壁面に断熱パネルを張り増しする外断熱工法は、美観を損なわず高い性能を発揮します。既存サイディングを活かして下地調整を行うことで、効率的に断熱強化が可能です。
遠鉄リノベのご提案
・既存サイディングのクリーニング・下地補修
・外断熱パネルの貼り付け・仕上げ材による保護 など
床下・基礎断熱リノベ
床下や基礎周りを断熱すると、冷気の上昇を防ぎ、床暖房の効果も高まります。土間コンクリート下に断熱シートを敷き、基礎立ち上がり部を覆う工法が一般的です。
遠鉄リノベのご提案
・床下換気口の見直し
・吹付け断熱材+断熱シート敷設 など
窓まわり断熱リノベ
窓ガラスは熱の約7割が出入りするといわれるポイント。内窓(二重サッシ)の設置や高断熱ガラスへの交換で窓まわりを強化し、断熱性と気密性を向上させます。
遠鉄リノベのご提案
・内窓の追加設置
・既存サッシへの断熱カバー工法
・ペアガラス・Low-Eガラス交換 など
こうした工法を組み合わせることで、住まい全体の断熱性能をバランスよく高められます。
断熱リノベのポイント・注意点

断熱リノベーションを成功させるには、断熱性能を高めるだけでなく、施工方法や居住性、コスト・補助制度の活用までトータルで検討することが重要です。ここでは、断熱材の選び方や気密施工、工事中の過ごし方、そして補助金・税制優遇について押さえておきたいポイントをご紹介します。
断熱材の選び方と施工箇所
断熱材には、グラスウールやセルロースファイバー、硬質ウレタンフォームなど多様な種類があります。それぞれ、熱伝導率や施工性、防音性、コストが異なるため、住まいの構造や予算に合わせて選ぶことが重要です。
・グラスウール:安価で施工実績が豊富、天井や壁の充填に向く
・セルロースファイバー:調湿性・防音性に優れ、隙間にも吹き込み可能
・硬質ウレタンフォーム:高い断熱性能を狭いスペースで発揮、屋根裏や基礎まわりに向く
施工箇所は熱の出入りが激しい「屋根」「外壁」「床下」「窓まわり」から優先的に断熱強化し、全体のバランスを整えましょう。
気密性とのバランス
断熱性能を最大化するためには、気密性(隙間の少なさ)を確保することが重要です。
隙間風や漏気は熱損失の大きな要因となるため、断熱材を入れる前に窓まわりや配線貫通部、換気口のシーリングを徹底します。そのうえで、計画的な換気システム(全熱交換型換気扇など)を導入することで、室内の温湿度を一定に保ちつつ、空気の入れ替えを行えます。
こうした気密性とのバランスについても、施工会社と十分に相談しましょう。
工事中の居住性・工期の調整
断熱リノベは工事の内容によって「壁を剥がす」「断熱材を吹き付ける」「内窓を設置する」など工程が多岐にわたります。
住みながら工事を進める場合は、作業エリアの明確な区画分けや養生を行い、生活動線の確保が必要です。工期は一度に大規模に行うと長期化するため、優先箇所から段階的に施工すると負担を軽減できます。
仮住まいを希望される場合は、住まいの手配や住居費の用意なども早めに検討しましょう。
補助金・税制優遇の活用
断熱リノベには、国や自治体の補助金制度や税制優遇が多数用意されています。
たとえば「住宅省エネルギー化推進事業(住宅省エネ2025キャンペーン)」や「長期優良住宅化リフォーム促進事業」、各市町村の独自支援金などを活用すると、工事費の一部が補助されたり、固定資産税が減額されたりします(2025年5月時点)。
申請には、工事前の診断書、見積書、完了報告書などの書類が必要なため、事前にスケジュールを確認し、書類準備を進めましょう。
断熱リノベの費用の目安

断熱リノベの費用は、施工箇所や使用する断熱材によって大きく変わります。ここでは主な工事内容を中心に、費用相場をまとめました。
断熱リノベの種類 | |
|---|---|
屋根・天井断熱リノベ | 20万円〜90万円前後 |
外壁・外断熱リノベ | 100万円〜250万円前後 |
床下・基礎断熱リノベ | 10万円〜110万円前後 |
窓まわり断熱リノベ | 5万円~15万円前後/窓 |
※費用は住宅の規模や既存状況、素材・設備仕様によって変動します。まずはお見積りをご依頼ください。
予算や優先度に合わせて、必要な箇所から順に強化することをおすすめします。
遠鉄リノベが叶える「断熱リノベ」のポイント

断熱リノベは性能向上だけでなく、お客さまのライフスタイルに合わせた設計が重要です。当社では、以下の4つの強みでお客さまをサポートします。
①丁寧なヒアリングで、生活動線や健康リスクまで配慮
②最新断熱材+気密施工を組み合わせた最適プランを提案
③費用負担を軽減する補助金活用をお手伝い
④施工後の性能測定とアフターフォロー
快適さと省エネ性能を両立させながら、ずっと安心して暮らせる住まいを、お客さまと一緒に実現していきます。