1階完結型の間取りとは?メリット・デメリットと実現する際のポイント

2026.03.23
1階完結型の間取りとは?メリット・デメリットと実現する際のポイント

近年、住まいづくりの新しい選択肢として「1階完結型」の間取りが注目を集めています。

1階完結型の間取りとはリビングや寝室、水回りなど、暮らしの主要となる空間を1階にまとめた間取りのことです。家族とのつながりを大切にしたい方や、長く快適に暮らせる家づくりを考えている方にとって、1階完結型の間取りはぴったりの選択肢と言えます。

この記事では、1階完結型の間取りとはどんなものか、メリットやデメリット、実現するためのポイントについて詳しく解説していきます。

これからリノベーションを行う予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

概要

1階完結型の間取りとは?

最近注目されている「1階完結型」の間取りとは、生活のほとんどを1階部分で済ませられるように設計された間取りのことを指します。

リビングやキッチン、寝室や水回りといった主要な生活空間がすべて1階にまとまっているため、2階は「プラスアルファ」の用途に使われます。

基本の生活空間は安定させつつ、暮らし方やライフスタイルの変化に応じて2階にある「プラスアルファの空間」を柔軟に変更できる点が、1階完結型間取りの特徴であり、大きな魅力です。

1階完結型の間取りのメリット

1階完結型の間取りが多くの人に求められる理由は、この間取りにはさまざまなメリットがあるためです。

1階完結型の間取りがもたらす代表的なメリットを解説します。

家族が自然とリビングに集まる

1階完結型の間取りは、生活の中心が1階にまとまっています。そのため自然と家族が顔を合わせる時間が増え、家族のコミュニケーションが活発になります。

また、1階に家族が集まることで、別の空間にいてもお互いの行動や存在などを何となく把握できる、という安心感も得られます。

生活動線がコンパクトになる

1階完結型の間取りの住まいでは、収納や洗濯スペースなどの空間も1階にまとめるケースが多くあります。

着替えを取りに2階に登ったり、洗濯物を干したりしまったりするのに階段を行き来したりする必要がないため、生活導線がぐっとコンパクトになります。

暮らしやすさや家事の負担の軽減を重視する方にとって、動線がスムーズであることは大きなメリットです。

将来階段を使わずに生活できる

家づくりをする際、「年齢を重ねたときに階段の昇り降りが負担になるのでは」と心配する方も多くいることでしょう。

1階で生活が完結できる間取りなら、将来的に足腰に不安が出てきても、無理なく安心して暮らすことができます。

バリアフリー化もしやすく、長い目で見た住まい選びに適しています。

1階完結型間取りのデメリット

1階完結型の間取りは、便利な反面、注意しておきたいデメリットもあります。

その内容を事前に知っておくことで、より納得のいく住まいづくりができます。

一般的な2階建よりも広めの土地が必要になる可能性がある

2階にリビング、3階にお風呂…といった具合に、縦の空間を活用することでコンパクトな土地でも家を建てることができます。

しかし1階完結型の場合、1階にリビング・キッチン・寝室・水回りなど、生活の主要となる空間をまとめなくてはなりません。そのため、新築の場合はそれなりの土地の広さが、リノベーションの場合はもともとの家の広さが必要になります。

快適な1階完結型の住まいをつくるためには、最低でも30坪程度の延床面積があることが理想とされています。敷地条件によっては家づくりに制約が生まれることもあるため、新築の際には土地選びの段階から注意が必要です。

※新築のことを言っているのか、リノベーションのことを言っているのかわかりにくいので、どちらの場合のことを差しているのか、明確にしてください。

耐震性が低下する場合がある

1階完結型の間取りは、1階に生活の主要となる空間を集約させます。一方で2階部分はシンプルな間取りであることが少なくありません。

これにより、1階の壁の位置と2階の壁の位置にズレが生じます。上下階の壁の位置が均等でないと、建物の耐震性を下げてしまう原因になります。

快適性と安全性を両立させるためには、リノベーションの設計段階で耐震補強を加えることや、耐力壁の配置を工夫するなどの対策がポイントです。

リノベーション会社と相談しながら、安心できるプランを目指しましょう。

1階完結型間取りを実現する際のポイント

快適な1階完結型の暮らしを叶えるためには、いくつか意識しておきたいポイントがあります。

ここからは、その内容を解説していきます。

プライバシーを確保する

1階は2階に比べると、外からの視線が入りやすくなります。1階完結型の住まいで安心して過ごすためには、プライバシーを確保するための工夫が必要です。

たとえば玄関やリビングの位置を調整したり、目隠しフェンスや植栽を活用してプライバシーを守ったりなど、外からの視線を気にせずに生活できる環境を整えましょう。

また、家族間のプライバシーにも配慮が必要です。トイレの音がリビングにまで届かないような間取りを取り入れたり、一人でゆったり過ごすための空間を用意したりといったふうに、1階完結型の家でストレスを感じないための工夫が求められます。

リビング併設の和室があると便利

1階完結型の間取りでは、リビングの隣に和室を設けることをおすすめします。

リビングとつながる和室は幅広い用途で活用できます。たとえばキッズスペースとして活用すれば、リビングがおもちゃや子どもの物で散らかるのを防げます。将来は寝室として活用したり、趣味スペースとしても使うのも良いアイデアです。

リビングに近いことで、家族の気配を感じながら自分の時間を過ごせる点も魅力と言えます。

限られた1階スペースを無駄なく使うためにも、多目的に使える空間をリビングのすぐ近くに設けておくと安心です。

収納スペース・水回りは1階に集中させる

家の広さによっては、生活の主要となる空間や設備を、全て1階にまとめることは難しいかもしれません。その場合でも、必要な収納や水回り設備は優先して、1階に設置するのがおすすめです。

キッチンやトイレ、お風呂や洗濯スペースなどの水回りが1階に集まっていると、移動距離が短くなり、家事動線がスムーズになります。

また、生活用品や衣類の収納スペースも1階に確保しておくことで、日常の身支度や片付けがしやすくなり、暮らしの快適性が大きく向上します。

2階リビング、3階建は避ける の内容をかいつまんで、2P目の将来階段を使わずに生活できる の部分に付け足してください。

ライフスタイルに柔軟に対応できる間取りにする

子どもが成長して独立したり、親との同居が始まったりと、家族の暮らし方は年月とともに少しずつ変わっていきます。

そのため1階完結型の間取りを考える際は「今だけ」を基準にせず、将来の変化にも対応できる柔軟さを持たせることが大切です。

たとえば、将来は子ども部屋を趣味部屋にしたり、和室を撤去してリビングと一体化させることなどを計画した上で設計にしておくと、長く快適に暮らし続けることができます。

まとめ

1階完結型の間取りは、生活のしやすさと将来の安心を両立できます。リノベーションを考えている方は、1階完結型の間取りを検討してみてはいかがでしょうか。

その際は、土地の広さや耐震性、プライバシーの確保といった注意点もあるため、しっかりと暮らしをシミュレーションした上で計画を立てることが大切です。

メリットとデメリットの両方をふまえながら、自分たちにとってベストな1階完結型の住まいを叶えていきましょう。

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